5p-症候群の子を持つ家族の会のWebサイト制作
- Client
- カモミールの会
- Role
-
- planning
- art direction
- logo design
- web design
- coding
- wordpress
「けっして一人ではない」のメッセージを伝えるため
5p-症候群(5pモノソミー)は、5番染色体短腕の部分欠失による疾患です。出生頻度は新生児50,000人に1人の発生率ともいわれており、小児慢性特定疾患、難病指定の対象にもなっています。
こう書くとなにやら深刻そうな雰囲気が漂いますが、ご本人たちは明るく朗らかで、いつもニコニコ自分のペースで毎日を楽しく過ごされている方が多い印象です。
サイトを制作するにあたって、以下のリクエストがありました。
- 子育てに必要な情報や横のつながりが乏しいなか、孤独に悩み疲弊してしまうご家族が少しでも減るようにしたい
- 5p-症候群に関して正しく知ってもらいたい
- カモミールの会を紹介し、会員同士の交流の入り口にできれば
- 子供たちの魅力を伝えたい
これを受けて、
- 明るく柔らかく、楽しい印象を与えるデザイン
- 目的の情報へスムースにたどり着ける導線設計
- その時々で変化・増減するであろうコンテンツに対応できるシステム
以上3点を主軸に据え、制作をすすめました。
医療的な内容や専門用語も多く難解になりがちな情報を、制作当時のスタッフの方々がとても上手にわかりやすく原稿にしてくださり、豊富で充実していながら、誰にでも読みやすく伝わりやすいコンテンツができあがりました。
会としての真摯な姿勢やメッセージがまっすぐ伝わる、良質なWebサイトになったのではないかと思います。